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会社法に関する顧問弁護士のQ&A

顧問弁護士に質問: 株主の権利の行使に関して会社が財産上の利益を与えた場合、取締役はどのような責任を負いますか。

顧問弁護士の回答: 株式会社は、誰に対してであっても、株主の権利の行使に関し、財産上の利益の供与をすることが禁じられています。これに反して会社が財産上の利益供与をした場合、これに関与した取締役(執行役)は、会社に対して、連帯して、供与した利益の価額に相当する額を支払う義務を負います。この義務は、総株主の同意がなければ免除することはできません。また、一部免除の規定の適用もありません。もっとも、利益供与をした取締役(執行役)を除き、その者が無過失を証明した場合には、そのような義務は負いません。ただ、この責任規定が想定している、いわゆる総会屋やグリーンメイラー(会社に高値で買い取らせる目的で会社の株式を買い集める者)に利益供与をした場合には、無過失を証明することは難しいといえます。

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